「土」について考える

こんにちは。yorisou farm enの平井です。
このブログでは、自然農夫が畑作業をしていて感じたことや、自然農の考え方などについて
発信しようと思います。
更新頻度はとりあえず月に1回…!(継続することを今年の目標に!)
毎月20日にアップします。

スマホで見られる場合、不思議な場所で改行されます。見づらくてすみません汗
全画面モードなら少し見やすいかも!
--------------------------------------------
【「土」について考える】
記念すべき第一回目は「土」について。
農業をするにあたって、切っても切れないこの存在。
宇宙よりも謎が多く、わかっていないことが多いなんて言われる「土」ですが、
皆さんはどこまでご存じでしょうか?
今回は少し土について、想いを巡らせてみましょう!

そもそも土とはなんでしょう…?
「岩石が長い年月をかけて細かくなり、落ち葉や草、動物の死骸などの有機物が微生物の働きによっ
て腐植として分解され、それらが少しずつ無機鉱物と混ざり合ってできたもの」
こんなところでしょうか。

この仕組みだと、有機物が降り積もる表層こそが、より養分に富んだ層になると考えられますね。
自然農の世界では、この層のことを「亡骸(なきがら)の層」と表現されます。
その場にあった様々な命がその営みを全うし、それらがまた次の命の糧になる。
個々別々の命ではあるものの、一つの命として循環を繰り返しているようですね。

因みにこの土ができるまでにどれぐらいの時間がかかると思われますか?
聞いてびっくり、1mmの土が形成されるのに、早くて10年、1cmで100~500年も
かかると言われています…!!

そして昨今、この豊かな土が失われていっていることが問題視されています。
現代農業では欠かせないと言えるトラクター等農機具の利用、単一作物のみの生産に起因する
農薬使用量の増加による土の疲弊などなど。
考えてみると多くの要因がありそうですね。

以前読んだ本の中で、面白い記事がありました。
モアイ像で有名なイースター島。
5世紀ごろまではヤシの木がうっそうと生い茂る森が広範囲にあったそうです。
しかしその文明は崩壊してしまいました。その要因の一つにこの「土の喪失」が
挙げられています。
イースター島では、当時バナナやヤムイモが多く栽培されていました。
しかし、そればかり育てていたため、収穫できる量は年々激減。
土は劣化し、最終的には砂漠化してしまったそう。もちろん作物は育てられないので、
より高い場所の森を伐採し、畑をつくる。数年後、土が劣化し、育たなくなる~の負のサイクル。
結果、文明は消滅してしまったとのこと。

形成されるのにとても長い時間を要するのに対し、人の力によって破壊するのは一瞬…無常ですね。

さて、yorisou farm enでは「自然農」をベースに作物を育てています。
自然農の考え方のひとつに「土を耕さない」というものがあります。
yorisou farm enでも、一度作った畝はずっと使い続け、土を耕すことをしていません。
現状、なかなかうまく育たないこともありますが、できる限り自然のサイクルを
尊重した農でありたいと考えています。
上記のとおり、私たちが生きる年月では、土に対してプラスの影響は与えることは難しいですが、
今後もそれを破壊しないこと、豊かな層の形成を促進させる、といった形で手を貸そうと思います。

小豆島の土の特徴、微生物の世界、豊かな土とは?、理想の畑にするための活動などなど、
話すテーマは無限にでてきますが、今回はこの辺で。。。

-------------------------------------
【出店情報】
草壁月市に出店します!
場所:草壁港(香川県小豆郡小豆島町草壁本町)
日時:2月4日(日)11:00~14:00頃
出店内容:自然農のお野菜、壺焼いも、稲わら細工などなど
※1月に大好評だった壺焼いも、次回も会場で壺を使って作ります。
数に限りがありますので、完売の場合はご容赦ください。。。

最近の記事 おすすめ記事
  1. 登録されている記事はございません。
  1. 春のアブラナ科との付き合い方

  2. 里山の循環を軸にした農業

  3. 木芽月に考える「地力」を上げる方法

カテゴリー

アーカイブ

検索


TOP
TOP